片付ける時に気をつける事
片付けはじめて部屋が綺麗になってくると、自分のもの以外が気になってきます。
せっかく片付けた所にモノが置かれだす。
せっかく捨てたのに旦那や子どもがモノを買ってくる。
などなど、、、
私の場合
『片付けをしよう!』と、
決断したものの、家族にそのことを伝えたり、説明したりしませんでした。
なぜなら、
『掃除や片付けは私がするもの』
という考えがあったから。
もちろん、普段自分のものを、自分で仕舞ってもらったり、食べたお皿を下げるなどは家族に協力してもらっていましたが、散らかっていたり、出しっぱなしになっているモノがあれば私が片付ける事が多かったんですよね。
で、
『みんな散らかしっぱなしで私ばっかり片付けてる!』
と1人でイライラしてたんですよ。
なんですけど、
家族にとって
『片付いている部屋』よりも、
『穏やかなイライラしてない私』
な方が重要だったりするんだなと気づいたんですね。
私が散らかしっぱなしだったとしても、誰も怒らないし、例えば部屋が散らかっていても私に文句を言う人はうちの家族の中にはいなかったんです。
私は『みんなの為』
と思って片付けていたんですけど、誰も片付いた部屋なんて求めてなかったんですよね、、、
で、
『なんで私は片付けたいのかな?』
って改めて考えてみたんですよ。
考えてみて
①部屋が片付いているとモノを探す時間が減る
②視界がうるさくない
③床にモノがない方が掃除がラク
④人を呼べる
などなどが出てきて、なんというかまぁ特にそんなピリピリして捨てたり片付けたりしなくてもいいかなぁ。
って思ったんですよね。
そんなに重要な事が出てこなかったんですよ。
そう考え始めて、
『片付ける前に家族の事を考えないといけない。』
『一緒に暮らす人の暮らしやすさが1番だよな。』
という、まぁ普通に考えたら当たり前のことに気がつけたんですよ。
片付けに気を取られすぎて、家族の事をないがしろにしてしまっていたんです。
子どもにとっては『イライラしてない母』
旦那にとっては『怒らない妻』
の方が片付いてる部屋より重要なんていう当たり前のことが分からなくなってたんですよね。
びっくりですよ。
そんなこんなで、片付けるより先に家族の行動や、ルーティーンに注目してみる事にしたんですよ。
そしたら、良かれと思ってキレイにタンスにしまっていたTシャツを取り出す時に、タンスの中をグチャグチャにしながら探す旦那の姿に出会ったんです。
あー、一目で何のTシャツか分からないとダメなんだな。
と、分かったのでタンスにたたむのではなく全部ハンガーに掛けたんですよ。
そしたらタンスがぐちゃぐちゃになることが減ったんです。
その経験から、
『片付けには自分目線ではなく相手目線で考える事が大切だな』
と気づく事ができました。
どこの段階で散らかってしまうのか?
どの行動が面倒に感じるのか?
ラクに出したりしまったりするにはどうしたらいいか?
などなど。
私は見た目がキレイである事に重きを置きすぎて人が取り出す時のことなんて全く考えてなかったんですよ。
なのでそう言うことも考えながら片付け始めると、思っている70%くらいの状態を維持できるようになりました。
100%自分の思ったようにするのは同居人がいるとムリだと理解しないと自分も相手も良い方向には向かわないんだなと思いました。
完璧を求めすぎず、まずは暮らしやすさを追求した先にある程度片付いた部屋が出来上がった来るのではないかなーと。
私もこんなこと書いてますけど、いまだにまぁイライラする時もあるんですけどね、、、
自戒の念を込めて、、、。